少し前にお知らせをアップしましたが、いよいよ明後日「六ヶ所村通信」の上映会をするので再度しつこくお知らせします。今日はこんなにいい天気ですが、明日、明後日は天気が崩れるそうですよ。花火大会とか夏まっさかりなイベントももろもろあるとは思いますが、今週末はなんだか映画を見た方がいいような天候ですよ。というわけで日曜日は新宿御苑で「六ヶ所村通信」を観ようではありませんか。


今回の上映会は「通信」のno.3が初公開ということで、映画制作メンバーも全員行きます(というか私たちが運営陣として働くので行かなきゃどうしようもない)。私は多分フロント辺りでうろうろしてますのでブログ読んでくれている方、声かけて下さいね(得点は特にないです。ごめんなさい。)


さて、あさって公開というこの「通信no.3」、実はまだ完成していません。多分明日完成します(っておい、って感じですが)。でもそんなもんです。今回はまだ余裕な方です。今回に関しては徹夜せずに済んでます。no.1,2と格闘してきて、ようやく要領を覚えたのでしょうか。コンピューターちゃんも今回は聞き分けがよろしいようで。

no.2の時は2日連続で徹夜しました。あれはきつかった。でも人間やろうと思えばできるものですね。

no.1の提出日前日に編集室の入った建物全館が工事の為に電気を止められたことがありました。顔面蒼白状態でした、あの時は。 なんとかジェネレーターをどこかから引っ張って来て廊下でコンピューターをつなぎ、寒さに震えながら編集しました。このときはつくづく「電気がないと無力なんだなー、私たち」と思いました。徹夜するにもコンピューターやデッキやモニター使うにも大量に電気を使う私たちがエネルギーのことを問題にした映画を作っています。矛盾してますよねぇ。


「電気を一番消費しているのは東京の人たち。原発や再処理工場も東京に作れ」六ヶ所村で取材をしているとそんな声も聞かれます。そういえば「東京原発」という映画で、都知事が都庁の横に原発を作るという計画を強行する映画がありましたよ。ただただ大量にエネルギーを消費するだけの東京の人々への問題提起がコミカルに描かれた映画でしたが、確かに東京に原発でも来ない限り、私たちはエネルギーのことを自分達の問題として捉えることができないのかもしれないですね。


まあ、それを一緒に考えようよと言っているのがこの「六ヶ所村ラプソディー」や「通信」のメッセージなんですが。


というわけで、通信としては最後の作品「六ヶ所村通信no.3」をno.1,no.2と通して上映

しますので、是非観に来て下さい。

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夏はいよいよ映画「六ヶ所村ラプソディー」の編集のスタートです。


2005. 7.29 Fri 河合