5月21日から新潟での連続上映会が始まりました。トップバッターは柏崎です。

地元の津軽三味線奏者が7人、津軽じょんから節を連弾して会場を盛り上げて下さいました。

鮮やかなウグイス色のそろいの着物姿、かっこよかったです。

二回の上映に250人ほどの方々が来て下さいました。いろいろな行事が重なったということでしたが

それでも皆さん、都合をつけてきてくださり、ありがたいことです。

主催してくださったプルサーマルを考える柏崎刈羽市民ネットと東京電力さんのご好意で翌日柏崎と刈羽村にまたがる世界最大の原発を見学させていただきました。7基の原発が約821万キロワットの発電を

しています。ここで作られた電気は300キロ近い送電線で静岡と埼玉に運ばれています。


私、初めて原発の中を見ました。 最初にサービスセンターで原子炉の構造を説明してもらいました。その説明図にはどれも放射能を含んだ希ガスという気体を外に出す経路が書かれていません。聞いてみると、ちゃんとあるのにそこには何もないんです。だって大きな煙突が建っているんですから、ちゃんと書いておけばいいのに、、と思います。厳重に管理され、外からはとてもきれいで安全に見える所でした。テロ対策の

ために24時間、機動隊と海上保安庁が監視しているとのこと。54基の原発全てを監視していて莫大な税金が使われています。いったい幾らくらいか今度計算してみようと思います。


今年はここからも六ヶ所に使用済み核燃料が運ばれる予定です。

原発の建つすぐ近くの浜辺はなんとあの蓮池さんが拉致された現場でした。市民ネットの代表をなさって

いる方は蓮池さんの恩師でした。


今回、連続上映を企画してくださった方は日本一の河岸段丘、津南町在住。

古いかやぶき屋根のおうちにやぎさんと賢い犬と小さな男の子と夫婦で暮らしていらっしゃいました。

それはそれはおいしい日本名水100選に選ばれた湧き水のある村でした。