fujita
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先日、慶応大学の藤田祐幸先生の授業に鎌仲監督が招かれ講義をしました。藤田先生は生涯を核廃絶のために捧げられている物理学者です。今年度で退職され、半農半学の生活に移るとのこと。
『プレシオスの鎖』は藤田先生の論文などを集めたデータCDです。(非売品・実費かかります)
限定数でわずかですが、1/13にて鎌仲監督とのミニトークショーを予定しているポレポレ東中野にて、お裾分けしたいと思います。

藤田祐幸(ふじたゆうこう)さんのプロフィール
東京都立大学理学部物理学科卒、同大学院理学研究科物理学専攻博士課程。エントロピー論、科学哲学専攻。
現在慶應義塾大学物理学助教授、日本物理学会所属。
物理学者の立場から、放射能が人体と環境に及ぼす影響を訴え続け、原発や被曝労働の実態調査、
1990年~93年チェルノブイリ周辺の汚染地域の調査、1999年、ユーゴスラビア・コソボ地域で
劣化ウラン弾の調査を行う。
2003年5月末からバクダッドとバスラに入り、劣化ウラン弾による被害状況と環境汚染を現地調査、
放射能測定などを行った。7月にイラク支援法案を審議中の衆議院特別委員会で、参考人意見陳述を行い、
「小児がんセンター」の設置など、医療水準の改善に寄与することを強く訴える。

主な著書:
『知られざる原発被曝労働・ある青年の死を追って』(岩波ブックレット)
『脱原発エネルギー計画』(高文研)
『原子力発電で本当に私たちが知りたい120の基礎知識』(東京書籍・共著)
『エントロピー』(現代書館・共著)
『ポスト・チェルノブイリを生きるために 暮らしと原発』(御茶の水書房)