今週の日曜日は全国4カ所で上映会が開かれます。千葉市で主催してくれる25歳の山本さんは以前、都内の上映会に参加して自分でも地元で上映しようと決心しました。上映会を主催するのはもちろん初めて。本当はフィリピンのNGOを手伝うためにとっくに旅だっていなければならない所を二ヶ月出発を遅らせて、上映会に踏み切りました。「このまま、やらないで行ってしまうわけにはいかないから・・」と。上映会は本当のところ、とっても大変です。山本さんは地元の商店街のお店を一軒一軒訪ねてチラシをおいて下さいとお願いし、千葉駅前で何度も1人でチラシを撒きました。チラシを置いてくれた商店街のお店の方々はなんと、全体の8割。千葉駅前でも高校生が立ち止まってチラシを受け取ってくれ、「あ、そうなんだ、そんなことがあるんだ」って話を聞いてくれたりしてくれたのが、とってもうれしかったそうです。上映を決めてから都内の上映会場に何度も足を運んでそれぞれの会場の雰囲気ややり方を調べ、六ヶ所村にも出かけて行きました。六ヶ所村アースデイに参加した時、「凄いな・・と思えなかった自分の感覚が凄い」と思ったそうです。巨大な再処理工場を見てもそこにいても何も感じない自分がいた。本当は大変な事なんだろうけどそれを感じないと感じたそうです。そんな感覚を持っている自分が、何も知らないに等しい自分が上映会をすることに意味があるのではないか、と山本さんは感じているそうです。自分ができることはとにかく知ってもらうこと、伝えること、だから映画を観てもらいたいと。今のところ150人程度の予約が入っています。でも会場が大きいので250人を超えないと赤字になってしまうそうです。千葉方面にお住まいの方はぜひ友人にこの上映会をお知らせ下さい!山本さんは上映会の後、1週間後にはフィリピンへと旅立ちます。あ、そうそうもっと詳しく奮闘の中身を知りたい方はこちらへどうぞ。「六ヶ所村ラプソディーインちば」http://ameblo.jp/rokkasho-chiba

kama