イラク戦争からちょうど今日で5年が経ちました。時が経つにつれて、いかに不必要な戦争だったのかますますはっきりしてきました。それでも破壊と殺戮は続いていますし、日本の航空自衛隊も現地でアメリカ軍の後方支援をしています。専門用語で言うと兵站。つまり戦争遂行に必要な物資を必要なときに必要なだけ届けるという、あきらかな戦争行為の範疇にはいる活動です。人道支援といってサマワにいた陸上自衛隊が撤退して、日本人はすっかりこの空自の存在を忘れてしまっているんじゃないだろうか?今日もイラクのがんや白血病の子供たちを支援しているJapan-Iraqメディカルネットワークの現地スタッフから甲状腺がんの11歳の女の子への緊急支援の相談がありました。
nowar先日、イラクへの支援活動を精力的に展開する高遠菜穂子さんとトークをしたとき、イラクの中の様子を詳しく聞くことができました。400万人が難民になっていること、ラマディという町ではアメリカ資本が投下されて、マクドナルドやケンタッキーなどがバンバン建っていること。医療が徹底的に不足していることなど、暗澹とした状況だ。マスコミでは普通の人々や暮らしに関する報道が少ない。それでも私たちはこの戦争に私たちの国が加担していることを知らねばならないと思う。何かできることをしていかねばと気持ちを新たにした。

日本全国、そして世界中でイラクのことを気にかけ、様々な働きかけがおきていることも事実だ。それらが
ひとつのサイトにまとめられている。ぜひ、覗いて見てください。
http://320.aikotoba.jp/4p/83.html

kama