3月22日に新潟県小千谷の山村、若栃村に行ってきました。廃校になった小学校を使って早稲田大学の学生さんと村の人たちがいっしょに「いぶきまつり」を開催、「六ヶ所村ラプソディー」を上映してくれたのです。ここは新潟中越沖地震で被害を受けた村。早稲田の「わっずふぁみりー」と名付けられたグループが通って地域おこしに参加しようという、試みが始まったばかりです。
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この村では江戸時代から観賞用の鯉をそだててきました。その鯉の養殖を生業としているただしさんも祭りの大事なスタッフ。
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彼の鯉は美しく、地下水の生簀で冬を過ごし、春になると泥田で大きくなるんだそうです。今、日本中の農村が再生の道を探っています。これまでの大量生産、大量消費ではない、もう一つの生きる道が必要です。ここはめちゃくちゃおいしいコシヒカリが取れる産地でもあるのです。これから、どうなっていくか見守り、応援していきたいです。祭りの夜泊めていただいた農家のごはんはぴかぴかで甘みのある正真正銘の銀シャリでした。


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