9月6日からポレポレ東中野で先だって亡くなられた土本典昭監督の追悼上映会がはじまりました。土本
水俣に関する映画で有名ですが、「海盗り」では下北半島の核、「原発切り抜き帖」では原子力を扱っています。「海盗り」は六ヶ所村ラプソディーの20年前の六ヶ所村を観ることができます。

海盗り
「原発切り抜き帖」は日本では珍しいアーカイブドキュメンタリーの傑作です。これに対比するものとして「アトミック・カフェ」があると思います。アメリカでは映像素材が公共のものとして自由に使えますが、日本で自由に使えるメディアは新聞だけ。その違いもこの二つの作品を観ると見えてきます。
切り抜き
どの作品も巨匠の名にふさわしい完成度を持っていて、必見です。この企画と平行して「六ヶ所村ラプソディー」も上映していただきます。9月19日に私もご挨拶に行こうと計画しておりましたが、急に撮影の予定が入ってしまいました。すでに告知がされておりますが、行けそうにありません。この場でお詫びを申し上げます。

kama