アトミック表
アトミック裏
映画公開後、2年と半年が経過しましたが
「六ヶ所村ラプソディー」はおかげさまで9月10月も全国で引き続き
自主上映会を展開中
http://www.rokkasho-rhapsody.com/_schedule/schedule#510


9/27(土)~10/3(金)まで
川崎市アートセンター アルテリオ映像館で上映が決定していますが、
http://kawasaki-ac.jp/cinema/0809/06.html

同センターのアルテリオ小劇場にて
2007年話題の舞台!
『アトミックサバイバー ~ワーニャの子どもたち~』が
再演されます。http://kawasaki-ac.jp/theater/080927/index.html

・9/27(土)15:00開演 *アフタートークあり
・9/28(日)15:00開演 *プレトークあり
28日のプレトークには鎌仲監督も参加します。

新作の製作にとりかかりはじめた鎌仲監督。
映画が公開されて2年と半年。
全国の上映会に足を運び、交流しながら
講演会と映画製作を続けてきた鎌仲監督の
貴重なトークをお見逃しなく!


映画と舞台のお得な割引セットも同センターで発売中。
川崎市アートセンター http://kawasaki-ac.jp/index.html



以下演出家の阿部初美氏より

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『アトミック・サバイバー』の再演に寄せて 抜粋~

ここ数年の異常気象や地球温暖化現象によって、環境やエネルギーに対するわたしたち生活者の意識は、大きく変わりつつあります。日本は現在、エネルギーの約3割を原子力発電でまかない、国内の各地におよそ55基もの原子力発電所と、世界でも数少ない核燃料再処理工場を保有する、世界有数の原子力大国でもあります。

『アトミック・サバイバー』は、この「原子力エネルギー」をテーマに、青森県六ヶ所村の核燃料再処理工場や、福島県、茨城県東海村などの原子力発電所を取材して作った作品です。

スイッチ一つであたりを明るく照らしたり、モノを動かしたりする「電気」は、そういった全国各地の原子力施設のある町や村から、大量の電力を消費する都市部へと、休むことなく送り続けられています。送電線でつながった各地の都市と町や村は、なにを共有し、なにを共有できずにいるのでしょうか。
またわたしたちは、なにを知り、なにを知らずにいるのでしょうか。
この作品は、送電線の向こうの村や町の人々から、都市に住む人々へのメッセージがこめられた作品でもあり、タイトルの『アトミック・サバイバー』とは、原子力によるサバイバルを「国策」として<選択した>国の住民である、わたしたち自身のことです。


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