2008年12月より
青森県内で「六ヶ所村ラプソディー」キャラヴァン上映会が開催されています。

「六ヶ所村ラプソディー AOMORI キャラヴァン 2008~2009」
 
県内8ヶ所でさまざまなテーマでトークやライヴなど、上映会が企画されました。
『六ヶ所村ラプソディー』~オフィシャルブログ-caravan

***以下上映会のフライヤーより***
あなたは青森のこと好きですか?

青森県にとって重要課題である再処理工場のこと・・・。
工場完成を目前に控えた今、できるだけ多くの県民が、
この問題にしっかり向き合い、考えるべき時です。
「六ヶ所村ラプソディー」を青森で観る会は、
12~2月にかけて青森県内数ヶ所で上映会を開催します。

縄文の時代より、多くのめぐみを与えつづけてくれたこの大地や海。
それこそが青森の宝ものです。
未来を選択していくのは私たち1人1人の意志です。
この機会にぜひこの映画をご覧になって、電気やエネルギーのこと、
食べ物のこと、暮らしのこと、遊びのこと、青森のこと、地球のこと
そして未来のこと・・・考えて下さい。

上映会のコーディネートに、素敵なフライヤーのデザインは映画にも出演いただいた青森在住の山内さんことYAMさんです。YAMさんのPEACE LANDも要チェックです。

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2009年2月7日~8日
今まで東北地方で上映会を主催していただいた方たちが中心になって企画したイベントがいよいよ開催されます。
『六ヶ所村ラプソディー』~オフィシャルブログ-サミット『六ヶ所村ラプソディー』~オフィシャルブログ-サミット裏

『六ヶ所村ラプソディー』上映企画者、スタッフ、
  そして映画を見て心動かされた皆さんへ

集い、つむぎ、伝えよう-次のムーブメントのために「六ヶ所村ラプソディー」東日本サミット~目的は一つ、道をつくろう!~

***以下、主催者趣旨より***
ドキュメンタリー映画「六ヶ所村ラプソディー」は、
これまで再処理問題に関心を持っていなかった人々や多くの若者の心を捉え、従来の運動の枠をこえる大きなムーヴメントとして全国に広がりました。
そうした動きにもかかわらず、六ヶ所村再処理工場ではアクティブ試験が進み、来年にも、前代未聞の放射能を環境へ放出する本格稼動が始まろうとしてます。一方、再処理を止めようと盛り上がった運動は、現在、次のステップを模索している状態にあるのではないでしょうか。
私たちは、上映主催者や映画を観て心を動かされた人たちが、この事態を何とかしたいという強い思いを持ち、再び動く力、エネルギーを持っていると信じています。そこで、このような仲間が連携して、再処理工場を止めるための具体的な案を探る場を設ける必要があると考え、「六ヶ所村ラプソディー東日本サミット」を開催することにしました。この問題に関心を持っている人たちが集い、一人ひとりが主役となる「サミット」です。
この機会を通じて、今後の運動の柱となるテーマや具体的アクションを見出し共有することで、再び動き出す端緒をつくりたいと考えています。そして、お互いに顔を合わせ、率直に話し合い、地域を越えて気持ちを共有することで広いネットワークを築きあげることを目指しています。

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もちろん興味、関心のある方ならどなたでも参加できます。
●イベント詳細や当日に話し合うアクションプランなどはこちらから
http://lmswkm.net/summit/archives/305
●宮城・仙台で何度も上映会を開いていただいた、
今回のイベント実行委員・武藤さんの開催に寄せての想いなど
http://blogs.yahoo.co.jp/chikyuutotomoni/27604433.html
フライヤーのダウンロード表
フライヤーのダウンロード裏

当日は鎌仲監督もイベントに駆けつけます。


■ガラス固化再開遅れる見通し/東奥日報 2009/1/22 
現在再処理工場は最終試運転中ですが、相次ぐトラブルがつづいています。
今回はガラス固化体にする過程でボルトが緩んでいたことが原因で高レベル放射能廃液が漏れたとのことです。
日本原燃の報告
http://www.jnfl.co.jp/daily-stat/topics/090122-recycle-b01.html
ガラス固化体のそばに数秒いるだけで人間は即死すると言われています。
周辺環境や負傷者はないと書かれているけれど、漏れた廃液を誰がどのようにして回収作業を行うのでしょう。


先日1月18日に埼玉で「六ラプ」を上映してくれた主催者のお母さんと、上映後に電話をして話していました。団体や組織も大事だけど、個人でできること、個人として参加したりつながりあうゆるやかな場を、今後も作っていきたい、と語ってくれたお母さんにわたしはとても勇気づけられました。
映画を通して人や地域がつながりあえること。それはこの時代にあってものすごく希望だとおもいます。

いくつになっても母は強し。母が元気な社会がいい!とおもいました。

未来にとってどんな選択と提案と行動が今求められているのか。

さまざまな問題が目の前に押し寄せてくるようですが、ひとつひとつの問題を問題としてだけでなく、 どうしたらすこしづつでも解決していけるのか、身近に感じることができるのか、その方法を探っていくこと、そのプロセスそのものが、気持ちのいい未来や暮らしへとつながっていくといいなとおもっています。

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staff