今朝、家の周囲に停めてある車にうっすらと白い火山灰がかかっていました。これは浅間山から飛んできたのですね。私の家は町田ですから、ものすごい広範囲に灰が降り注いだことになりますね。
さて、
今日、2月2日六ヶ所村再処理工場の発表によると先日漏れたのと同じ場所からまた高レベル核廃液が漏れていたそうです。
http://www.jnfl.co.jp/daily-stat/topics/090202-recycle-b01.html
目下、プールには240立法メートルもの危険な高レベル核廃液が溜まっています。すみやかにこれをガラスに溶かし固めることができません。すると、この溶液は非常に危険な化学溶液と高い放射線と熱の三つで配管や容器の材質を劣化させていきます。世界中の再処理工場で事故が起きるのはここの部分です。溶液のまま保管することのリスクは高いのです。
ガラスに固めることができないため新しい技術をこれから開発するそうです。その予算の半分を経済産業省は出すそうです。70億円の税金がここに投入されることになります。これ以上、この工場でプルトニウムや高レベル核廃液を生産していくのが本当に国民のためになるのか?疑問は山積みです。
東奥日報の記事には
「鈴木達治郎東京大客員教授(原子力政策)は「米国は民主党政権になり、プルトニウムを取り出す核燃料サイクルに否定的な政策を打ち出す可能性もある。日本も使用済み燃料を一時的に保管する中間貯蔵施設をまず確保し、長期的には再処理せずに廃棄する直接処分も選択肢として考えるべきだ」と話す。」
http://rengetushin.at.webry.info/200902/article_1.html
工場は最低でも11兆円、後始末にかかります。これも私たちが払うのです。


kama